Apple In-Ear Headphones
アップル純正のカナル型イヤホンApple In-Ear Headphones with Remote and Mic 長いっ)。
リモコン付きでないと使えないiPod shuffle 3G(緑)を購入する際に、付属のイヤホンではいままでソニーMDR-EX700SLを使ってきた耳にはあまりにもと考えて、以前から目をつけていたこれをいっしょに購入。
(というか5800円のshuffleのほうがオマケかも)
高級品に多いバランスド・アーマチュア方式のドライバを左右2個ずつ搭載しているにもかかわらず1万円を切る価格で「圧倒的にいい」音、とASCII.jpで絶賛されていたので胸を膨らませまくりながら聴いたのだけど・・・あまりの音の軽さに絶句。
スネアドラムやシンバルなどの高音は良い感じなのだが、バスドラムにまるで重さがない。
(昔打楽器やってたので音質基準も打楽器)
いままでずっと使っていたEX700の強めな低音に慣れてしまっているとはいえ、iPod shuffleに付属していたノーマルなイヤホンの低音と比べてもハッキリ軽い。
そんなことをTwitterにつぶやいていたら、イヤーチップで音が変わりますよとアドバイスが。
付属のS,M,Lサイズのイヤーチップ(耳にあたるゴムの部分)は既に試してダメだったので、半信半疑でソニーMDR-EX700SLのイヤーチップを取り外してApple In-Ear(略)に着けてみると、あら不思議、とんでもない重低音が!!
MDR-EX700SLと聞き比べても遜色ないどころか、むしろこんどはEX700のほうが「乾いた音」に聞こえてしまう。
非常に低い音から可聴域を超えた高音まで、極めて明確かつ凄まじいエネルギー感で感情に訴えかけてくる。
それでいて音波の波のひとつひとつが聞き取れるかのような繊細さ。
(聞き比べた曲は Juno Reactor「Guardian Angel」とJohn Williams「Star Wars And The Revenge Of The Sith」)
Apple付属のイヤーチップは半透明で美しいが、シリコンが固すぎて僕の耳穴には完全フィットしなかったようだ。
レビューを読んでいるとちゃんと低音が聞こえている人もいるようなので、耳穴には想像以上の個人差があるということなのだろう。
ソニーの耳穴に対するこだわりをあらためて実感。
というわけで、別途ソニーのEXシリーズ用のイヤーチップ「ハイブリッド・イヤーピース EP-EX10」のLサイズ白を購入。それを装着しているのが写真の状態。
ずっと使っていたEX700付属のイヤーチップだと穴がゆるゆるになっていてすぐに外れてしまったが、この新品だと外れることもなくいい感じ。
2012/5/19 追記
ずっと使ってきたソニーのハイブリッド・イヤーピースがゆるゆるになってきてしまったので、買い換えようと思ったら生産終了してた。代わりに買おうとしたSONY ノイズアイソレーションイヤーピース Lサイズ EP-EXN50Lがタイ洪水の影響かまったく手に入らない状況だったため、audio-technica finefit スペアイヤピースを買ってみた。
ソニーより少し固めだけどそれに匹敵する低音が得られ、かつ抜けにくくてよい感じ。それに半透明な白い色はApple純正によく似合うし。
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